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  1. 【バーバラ石津のツキイチマネーレッスン】

【バーバラ石津のツキイチマネーレッスン】

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 ツキイチマネーレッスン
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あんしん未来マネー塾のバーバラ石津です。
「※やさためしろい」メルマガ、ツキイチマネーレッスンを
お送りいたします。
  ※やさためしろい=やさしく、ためになり、おもしろいの略

東大寺二月堂の修二会、お水取りが終わり、
甲子園では春の選抜高校野球が始まり、景色はすっかり春色。
初夏を思わせるような日もあり、太陽の光が眩しいくらい・・・。
桜の枝のつぼみが色づいてきました!
春本番はもうすぐやね〜!!!

しかし、ええことばかりでもなく・・・
この陽気で芽吹いた雑草群、一雨ごとにグイグイ勢い増すばかり〜。
今年も頭が痛い!腰も痛い!!!季節の到来です。
ともあれ、
健康に感謝して、どっちも楽しんでまいりましょう!

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バーバラ石津のツキイチマネーレッスン
【やることをキチンとやっておこう!】
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今回は、ある投資信託(Nファンド)と積立投資した人が体得していった投資スタイルについて書いてみました。

Nファンドは、公募のオープンファンド(いつでもだれでも売買できる投資信託)で、
現在も運用が続いている投資信託の1つです。

ファンドの始まりは、桜花爛漫、2008年4月8日でした。
2007年8月、サブプライム問題が発覚し、
世界の株価が下がり基調にある中での長期運用船Nの出航でした。
「順風満帆の航海を!」の願い空しく、
9月15日にリーマン・ブラザーズが破たんし、世界金融危機が顕在化することに。
翌年2009年3月10日には、日経平均終値ではバブル後最安値となる7,054円98銭を記録。
ご多分に漏れることなく、翌11日にNファンドの基準価額は最安値6,158円をつけたのでした。

当時私はNファンドを直販する運用会社の代表をしていましたが、
この頃のことを振り返ると、今でも胸が苦しくなります。
固唾をのんで基準価額の急落を耐えて下さっていた顧客のことを思わない日はなく、毎日が針の筵のようでしたが、
「わからないから不安で解約」されてしまうことだけは避けたくて、可能な限りの時間を割き勉強会を開催しておりました。
そして、@投資先は健全な企業であること、A株価は人の心理で動くものだということを、
根気強く何度も繰り返して丁寧に説明いたしました。
顧客の怖い気持ちは重々理解していましたが、
とにかく今は静観して市場のパニックが収まるのを待ってもらいたかったのです。

少数でしたが一回で集中投資された顧客の中には、想い届かず解約された方もおられました。
一方、1万円等で毎月定額で投資信託を購入するスタイル(積立投資)をとる顧客には、辛抱して継続投資して頂けました。
そんな積立投資をする顧客の中には、基準価額が下がったらお金を追加投資し、上昇時は積立投資だけを継続しておく・・・
という株価のリズムに合わせた投資スタイルを体得した方もおられました。
いずれにせよ、
少額で積立投資を続けることや、基準価額が下がった時にも慌てず投資対象を信頼して冷静に行動できたという経験は、
今後も活きて、生きるチカラになってくれることでしょう。
 *  *
さて、今はあの時と打って変わって
日経平均株価も2万円に迫る勢いになりました。
購読いただいている皆さまの中には、
「株に投資して大儲けした!」という方もおられることでしょう。

周囲に「儲けた話」が多くなると、
これまで元本保証を重視して預貯金等にお金を置いてきた人でも、
自分も何かしなくちゃ!急がなくちゃ!と焦ってくるかもしれません。
でもね、
こんな人が、人から勧められて元本保証でない金融商品に一度に投資する・・・というのは、実に危ない〜のです!
焦っていいことは、ホンマありません。

理解できていないモノに投資すると、損失に耐えられる根拠がありませんから、
ひとたび株価が下がり出すと、怖くなり堪えきれなくなって解約してしまって、損確定!するしかないのです。
金融商品の内容をきちんと理解できていれば、
冷静に判断する時間が持てるので、パニックにならずに済みます。

元本保証のない金融商品に投資をするには、覚悟と余裕が要るし、
投資はバクチではないことを理解しておかなければなりません。
辛抱して時間をかけて継続していくことも大切です。
そのためには、少しばかりの知識や情報は要ります。

やるべきことをやっておけば、結果としてリターンがついてくる・・・投資ってそれぐらいのものですよね。

 *  *  *

先日、ある異業種の勉強会で、「3割儲けられる話」をしてもらいたいというセミナー講師の依頼がありました。
もちろん、「それ、ちゃうでしょ!」と言って丁重にお断りさせていただきましたが、
投資デビューしたい!という人が増えてきたのではないかと感じています。

それならば、
元本保証の殻を破った「ひよこ」が、怖くなって損ばかりしないように基礎知識を身に付けてもらいたいものです。
諸事情のため、あんしん未来マネー塾をしばらく休止しておりましたが、
4月の火曜日(14日と21日)午前の2回集中コースからマネー塾を再開します。
もし興味のある方は、ぜひ、ホームページよりお申込み下さいね。
http://www.my-nenkin.jp/contents_101.html

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第8回テリーの「やさためしろい経済」
【個人消費は回復しても当たり前の状況です
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随分春めいてきましたが、株式市場は梅雨を飛ばして早くも真夏の雰囲気です(笑)

昨年最後のこのコーナーで、今年の景気のことを書きました。
「それほど変わりばえしないが全体的に少し良くなる。2014年に良かった人はもっと良くなる。
それほどでもなかった人の中にも、少し良くなる人が増えてくる。」
大雑把に言えば「まあまあの年」になりそうだという内容でした。
その予想らしきものは概ね当たりつつあるようです。

■景気回復はこんな感じで起こっています。

良くなる理由に挙げたのは、第一が原油価格の下落でした。
産油国への支払代金の減少額は、原油とナフサだけで年間5兆円から6兆円に上る規模です。
日本のGDP500兆円の1〜1.2%に相当します。
天然ガスや石炭などを加えればさらに大きな金額になります。
これだけのお金が海外から転がり込んでくるのと同じです。

第二の理由は、ボーナスの伸びでした。
ただ、先週ニュースで盛んに伝えられていましたのでご存知の方も多いでしょうが、
いま注目されているのは賃上げの動きです。
ボーナスは、「一時金」という名のとおりで次回の保証はありませんが、給与は違います。
日本では、給与はめったなことでは減らないので、ボーナスとは使う時の安心感が違います。
賃上げが消費に与えるインパクトは、ボーナス以上に大きいと思います。

第三に、輸出の改善も挙げました。
円安が定着するとの予想が増えたことから、企業は輸出価格を引き下げしても大丈夫だと思い始めました。
ドル建ての輸出「価格」を下げて、今は輸出「数量」を増やそうとしています。

つまりこういうことです。
少し前までは、円安によって1ドルのものが110円で売れて、1ドル100円の時より10円儲かった、よかったよかった、で終わっていました。
今は、1ドル120円で売れるなら、92セントに値下げしよう、それでも手取りは110円40銭で損にはならない、値下げすればたくさん売れるだろう、というわけです。

実際、ドル建て価格を引き下げたら良く売れるものですから、国内での生産量が増え始めました。
円安では輸出は増えないと言われていたのですが、さすがにここまで円安が進むと効果があるということでしょう。

生産が増えると、工場の稼働率が上がり、では新しい設備も入れて増産しよう、となってきます。
新しい工場を建設したり、機械など生産設備を拡張したりといった、前向きの動きが増えています。

円安のプラスの影響は、他にもあります。
海外から訪日旅行者もすごい勢いで増えているのです。
昨年の訪日外国人客は、なんと前年に比べ29%増の1,341万人となりました。
皆さんも、これまでになく外国人をよく目にするようになったのではないでしょうか。
中国などからの旅行者によるいわゆる「爆買い」は、あちこちの観光地や大都市の小売店で評判となっています。
ちなみに、2月も138万人を超え、過去最高を記録。前年比57.6%です。
中国から旧正月を利用した旅行客が多かったことを割り引いても目を見張る伸びです。

仮に1ヵ月で「100万人訪日」×「1人当たり15万円の支出」だとしますと、1,500億円の「お買い上げ」となる計算です。
年間では2兆円近く、つまりGDPの0.4%に達します。

外国人旅行者が増えたのは、単に円安のためだけではありません。
日本が旅行者を引き付けているのは、もともとサービスを含めた日本製品の品質が高いからです。
通貨がいくら安くても、いま、ウクライナに買い物に行く人は、そうはいないでしょう。
ウクライナの通貨フリブナは、2014年の初めに比べると、ドルに対して一時4分の1ほどまで価値が下がりました。

円安には、消費者にとっては輸入品物価の上昇というマイナス面もあります。
でも、円安のピッチは昨年ほどではありません。

■個人消費は回復して当たり前の状況です

以上の三つに消費税率を加えて、個人の所得にどんな影響があったかをまとめてみましょう。
昨年は、4月に消費税率が上がり、しかも円安で輸入品物価も上がりました。
物価は、日銀の期待通り上がりましたが、給料はそれほど上がったわけではありません。
名目所得からインフレ率を差し引いた実質所得は、多くの家計で低下したはずです。

しかし今年は、昨年とは様変わりとなりそうです。
実質所得に影響を与える要素は、ここ1年で以下のように変わってきたと思います。

消費税率 円安  原油価格  給与     合計
昨年  ××    ××   =          ○           ××××
今年    =       ×    ○○    ○○       ×○○○○

プラス要素とマイナス要素が、全体として昨年と今年で見事に逆転していることが分かります。
○と×の数は、かなりいい加減ですが、方向感は間違っていないはずです。
正直なところ、これで消費が伸びないはずがないとさえ思います。

ただ、二つ問題があります。
一つは、上の表はあくまでも日本全体、言い換えれば「平均値」の話だということです。
もう一つは、今年と来年はまた別の話、つまり「持続性の保証はない」ということです。

昨年から今年の初めにかけて、フランスのある学者が書いた本が異様に売れました。
『21世紀の資本主義』という題名で、主要なテーマは経済格差拡大の歴史的検証です。
著者が日本を訪れ、ちょっとした騒ぎにもなりました。
彼の説が日本に当てはまるかどうかで賛否両論大いに沸いたところです。

この本の指摘が正しいかどうかはさておき、
景気回復を実感していない人が多いことが、よく売れた一因ではないかと感じます。
また、個人と個人の間だけでなく、都会と地方の格差も広がっています。

しかし、日本にとってそれ以上に問題なのは、成長率が依然として低いことと、持続性が弱いことだと思っています。
私ごとですが、まだ小さかった1960年代だって格差はあったのですが、多くの人の収入が増えていたので表立った問題にならなかっただけ、のように思うのです。

今の景気は、所詮GDPで0%が+2%になる程度の話です。
これで景気がいいと感じる方がおかしいくらいです。

この程度の成長では、財政の健全化も、安心できる年金の基盤整備もできません。
全然足りません。
現在の景気回復は、円安、原油安、低金利、株高、といった、何一つ持続性のないものの上にうまいこと乗っかっているだけかもしれません。

当面は、景気のいい話が続くでしょう。株価が上がっているのも何ら不思議はありません。
しかし、それがいつまでも続くと確信できるほどの「+」、まだ見えてこないというのが実感です。

明るい話のつもりが、ちょっと暗いトーンになってしまいましたが、
もちろん、将来に関して暗い話ばかりではありません。
持続的な成長の種(ちいさな「+」)みたいなものは、あちこちに見えています。
実際、日本には本当に驚くほど素晴らしい企業も人もたくさん存在します。
そうした日本企業のいくつかを、いずれご紹介したいと思っています。


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