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  1. 【バーバラ石津のツキイチマネーレッスン】

【バーバラ石津のツキイチマネーレッスン】

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 ツキイチマネーレッスン
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あんしん未来マネー塾のバーバラ石津です。
「※やさためしろい」メルマガ、ツキイチマネーレッスンを
お送りいたします。
  ※やさためしろい=やさしく、ためになり、おもしろいの略

【海の日と山の日】
近畿のほとんどの小中学校では、子どもたちが待ちに待った「夏休み」が始まりました〜。

土・日がお休みの人の場合は、ハッピーマンデー「海の日」のおかげで三連休になりました。さっそく、夏休みのイベント第一弾を、この連休中に済まされた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
三連休というのは、確かにゆっくりできますね。少し足を延ばしてみようか・・・という気になります。
台風11号の影響で、先週の土・日・月曜日の三連休前半はあいにくの雨や曇り空でしたが、最終日は晴天に恵まれて行楽日よりでしたから、海に出かけられた方もおられたことでしょう。

ハッピーマンデー「海の日」は、7月20日でした。
この日が制定されたのは1995年で、1996年の7月20日から実際に国民の祝日として休日になりました。海に囲まれた日本。国民がその海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日として制定されたのだそうです。今年は、たまたま制定当時と同じ7月20日になりましたが、その後、2003年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)によって、7月の第3月曜日に変更されています。

ところで、「山の日」はいつか、ご存知でしょうか??

2014年に制定されましたが、施行は来年2016年から。
8月11日が「山の日」として国民の祝日に追加されることになっています。
当初は、山開きが多く行われる6月に、という案もあったらしいですが、最終的に決まったのは8月11日です。お盆休みと連続して休みをとり易い(?!)という配慮が働いたのかもしれません・・・。
いずれにせよ、自然を愛護し美しいものに感動する豊かな心を育む「山」に親しみ、「山」の恩恵に感謝する日となればいいなと思っております。

海も山も、私たちには身近な存在です。ただ、「海」も「山」も美しいだけではありません。
台風のような嵐になれば、海は大荒れして沿岸地域に大きな被害をもたらすかもしれません。大雨が続くと山肌が崩れ、川を氾濫させて人々の暮らしを飲み込んでしまうかもしれません。特に近年では、火山性地震も頻発しており、記憶に新しいところでは、紅葉美しい御嶽山の噴火により、巻き込まれた登山者が大勢亡くなりました。蔵王や箱根山でも火山性地震が多くなり、箱根山ではごく小規模の噴火があったという報道もありました。鹿児島の桜島では爆発的噴火がすで685回(7月22日現在。これまでの噴火回数の記録は2011年の996回)もおきていますし、屋久島の口永良部島の大噴火。
これまで沈黙を守ってきた山々が、あちこちで自然への畏怖の念を忘れかけた私たちへ警鐘を鳴らしているのかもしれません。

昨年11月に書いたのですが、
次は、海のない奈良県でなぜ海づくりのイベントが開催されたか・・・のメッセージです。
「その答えは、海づくりは、山づくりと里づくりだからです。 山から里を通って海に流れ込む豊かな川の水によって、海の幸は育まれます。そして、海の水は蒸発して雲となり、 また山に降りたちます。この循環のどこが途切れても、私たちの環境は大変なことになってしまう。『山と里を愛し、川 の水を守ることが豊かな海をつくることだ』とこの大会を通してみんなに伝えていきたい」と。

海の日、山の日をきっかけにして、こんなメッセージも次世代に伝えていけたら素敵ですよね☆彡


さてさて、
今回のテリーさんのレポートは、
運用のプロが企業のどのような側面を観ているか垣間見れて、
とても興味深い内容となっています。
すぅ〜っと読めます。
ぜひ、最後までお付き合いください。

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第13回 テリーの「やさためしろい経済」
【大阪の企業を訪問】
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お蔭さまでこのコーナーも満1年を迎えましたので、自己採点の意味もかねて過去12回分を読み返してみました。
面白いのと面白くないのと、結構はっきり二つに分かれていますね。
面白くなかったのは、その時々の経済情勢の解説です。
GDPがどうだ、景気ウォッチャー調査がどうだ、輸出が、FFレートが、設備投資が、、、
つまらん・・・(笑)
一方、自分で言うのもなんですが、面白かったのもありました。
インドネシアの話(2月)は、今読んでもドキドキします。
それと、諺(5月)もよかった。

ただまあ、いつもいつも気楽に読めて面白い、というわけにはいきません。
何より私の筆力の不足のためですが、ちゃんとした経済の話、読んでためになる話、というのは、このメルマガを主宰されている石津さんのご希望でもあります。

というプレッシャーを自分でかけておいて、さて今回ですが、先月訪れた大阪の二つの企業のお話をすることにします。
仕事上ちょっとまずいので、社名を挙げるのは控えます。
分かっちゃったらごめんなさい、です(笑)

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名古屋でセミナーの予定があり、そこまで行くなら、ということで足をのばして新大阪に降り立ったのが、日曜日の夜10時半ごろでした。
何とも言えない不思議な懐かしさに襲われました。3年半お世話になった人たちが住む街だからに違いありません。

翌日、地下鉄で30分ほど海側に行った某駅で降り、さてタクシーでもと思いましたが1台も走っていません。工場団地の最寄り駅だからでしょう。
仕方なく、結構暑い中を40分くらい歩きました。
事前に教えられたとおり、門に付いているインターフォンを押すと、受付らしき女性の声が聞こえましたが、すぐ後ろを走るトラックの騒音にかき消されてよく聞き取れません。
どうやら勝手に上がってこい、ということのようなので、適当に入口の当たりを付けて階段を上りました。

エレベーターで○階まで、と言われたような気がしたので、とりあえず2階で降りましたが、どっちに行っていいか分からず立ち往生していたところ、若い男性社員が声をかけてくれました。
誰それ(専務)にアポがあって、と告げると、○○は3階です、こちらにどうぞ、と言って、そこまで付き添ってくれました。仕事があるでしょうに、済みません。
そう心の中でお詫びしつつ、ついて行くと、唐突に目の前に大部屋が広がりました。
間仕切りもドアもありません。
社員の皆さんがいきなりこちらを向いて、「いらっしゃいませっ!」
突然のことにドギマギしてしまい、こちらは小さな声で「どーも」とつぶやくのが精一杯。
部屋に案内されました。
応接室というより、あれは明らかに会議室。ソファーは苦手なのでありがたいことでした。

初めての訪問とは思えないような打ち解けた雰囲気でミーティングが始まりました。
最初から壁など全くない気さくな専務で、いろいろ教えてくださいました。
企業の財務担当役員というと、証券アナリストの訪問に身構える方も少なくないのですが、世間ずれしてないというか、なんというか。とにかく自然体なんです。

予定の1時間はあっという間でした。
知らないことをバンバン聞くことができ、大いに満足して引き揚げようとすると、帰りはどうされます?と聞いて下さいました。
帰りは車で、と思いつつも、さてこんな埋立地で拾えるだろうか、駅にさえいなかったのに、と思案していましたので、尋ねて下さって助かりました。
タクシーを呼んで下さいました。待つ間、また10分ほど話し込みました。

部屋を出て、大部屋の周囲沿いに歩いて出口があと少し、というところで、社員の皆さんがこっちを向いて(不思議なことにまた一斉に)「ありがとうございましたっ!」
また少しドギマギしましたが、今度は皆さんの方を向いて一礼し、こちらもお礼の言葉を返すことができました。

感想…ええ会社やぁぁ〜

ここは、建設機械の先端部分を作っている、ちょっと大きめの町工場という感じの会社です。
一般の方が立ち寄るような業種ではありません。アナリストもめったに来ないでしょう。
たいていは取引先の方が数人、出入りするだけだと思います。
だから受付さえない。さきほどのインターフォンの女性も、きっと大部屋のどこかで仕事中だったに違いありません。

なのに部外者へのこの応対の見事さ!
2階で迷子になった私をさっと誘導してくれた若手の社員も、応対が実に自然でした。

社屋は決して新しくないけれど、どこもかしこもとてもきれいに整理整頓、掃除されていて、ピカピカでした。
そうした会社の社員は、専務も含めて明るく元気。
私にとっては最高の お も て な し でした。
絶対いけるな、この会社、と思ったのですが、こうしたことも大きな理由です。
何に対しても誰に対しても誠実で一生懸命。しかも自然に振る舞うことができる。
社風が伝わってきたように感じたのでした。

業績も勿論OKですが、この会社なら厳しい逆風が吹くときでも、きっとめげずにいい仕事をし続けそうです。
「下がった時に買いたくなる会社」
銘柄選別の際のモットーが、頭の中でこだましました。

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二つ目の会社は、西梅田の高層ビルに本社を構えています。
それもかなり上の階です。
フロアはホテルのロビーかと思うような造りで、さっきの建物とは違う意味でピカピカに輝いていました。
えらく広いエントランスの向こうの方に、女性が一人、ちーんと座っているのが見えました。受付嬢です。
いまどき珍しいぞ、というのが第一印象。

彼女に応接室に案内されました。革張りのソファーか…というのが第二印象。
だだっ広いその角部屋の応接室からは、大阪駅とすぐ向こうの(たぶん)淀川、そしてその先のはるか彼方まで見渡せました。
「不要な投資」という言葉が頭に浮かびました。

ただ、先ほどの埋め立て地の町工場とは、扱っている商品も売る相手も違います。
それに応じて本社の立地も、入っている建物も違って当然です。
古いビルならいい会社、新築高層ビルならダメな会社、などという単純な区分けは危険です。

消費財を扱っているこの会社は、まだ上場して日も浅いのですが、主力商品が売れに売れて急成長しています。
国民の健康増進、というのがこの会社のミッションです。
優れた技術も持っています。
それはいい。しかし・・・

主力製品の宣伝をネットで実によく見かけます。おカネがだいぶかかっているはずです。
一事が万事で、本社にも人にもおカネがかかり過ぎているのではないか、という疑念が広がりました。
いい製品を使ってもらって健康増進に貢献する、というミッションとともに、あるいはそれ以上に、見栄えや金儲けに一生懸命になってしまっているのではないか。

今年の業績はいいと思います。
しかしそれは、業績を上げるために売り方を少しえげつなくした成果のようです。
聞いていて心が凍りました。もったいない、いい技術を持っているのに。

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今回、大阪で訪問した二つの企業は、組み合わせが対照的すぎて、結論にバイアスがかかってしまったかも知れません。
それをどう修正していくかは、今後得られる追加情報次第です。
第一印象がいくら良くても、その後、失望が重なるケースもありますし、その逆もよくあります。

ただし、これは言えます。
「企業は人が作る」、ということです。
本社の建物や工場や機械をどうするか決めるのは「人」ですし、もちろん、技術力や販売の仕方も、すべてはそこの経営陣や社員という「人」が作るものです。
「人」にこそ、その会社の過去と今と、そして将来の姿が映し出されます。
アナリストをやっていて一番面白いところです。

皆さんも、もし株式投資をされるなら、チャートや株価指標や財務データだけでなく、できるだけそこの社長や社員に接する機会を設けてみてはいかがでしょう。
普段は見えない何かがきっと見えてくるはずです。


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